蓄電池はなぜ高い?300万円は妥当?電気代が下がらない理由と後悔しない判断基準

蓄電池はなぜ高い?300万円は妥当?電気代が下がらない理由と後悔しない判断基準

蓄電池の見積もりを取ってみたけど高すぎる…

そう感じても、妥当かぼったくりか判断できない人はとても多いです。

実は、蓄電池が高くなる理由には明確なパターンがあります。

そしてその中には、知らないとそのまま払ってしまう“不要な上乗せ”も含まれています。

「蓄電池をつけたのに電気代が思ったほど下がらない」、そんな後悔が起きるのも、導入前の判断ミスが原因であることがほとんどです。

この記事では、そんな不安を解消するために注意すべき点をまとめて紹介します。

この記事でわかること

  • 蓄電池が高い本当の理由
  • 300万円という見積もりは妥当かどうか
  • 電気代が下がらない家の共通点

>>> 安くなる可能性のあるおすすめ業者

監修者

当記事は、くらしに関する各ジャンルの専門家に監修いただいて制作しています。あなたに合う業者選びに役立ててくださいね!

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住まいを守る情報発信中
目次

蓄電池は本当に高い?まず結論から

蓄電池は本当に高い?まず結論から

「高い」と感じるのは普通

まず結論です。

家庭用蓄電池を「高い」と感じるのは普通です

蓄電池は、

  • 数万円の家電
  • 省エネグッズ

とは違い、

住宅設備の中でもトップクラスに高額です。

そのため、

この金額、本当に必要?

高すぎない?

と感じるのは、
冷静で正しい感覚と言えます。

大切なのは、

高い=ムダなのか
高いけど妥当なのか

を、きちんと見極めることです。

高くなる家/高くならない家の違い

蓄電池の金額が高い家と安い家はあるの?

蓄電池の評価は、家の条件によって180度変わります

蓄電池が「高くなりやすい家」

  • 電気使用量が少ない
  • 昼間ほとんど電気を使わない
  • 電気代削減だけを目的にしている
  • 容量を必要以上に大きくしている

こうした場合、支払う金額に対して得られる効果が小さく、「やっぱり高かった」と感じやすくなります。

蓄電池が「妥当になりやすい家」

  • 電気使用量が多い
  • 太陽光発電がある(卒FIT間近)
  • 災害時の停電対策も重視している
  • 容量・使い方が家に合っている

この条件が揃うと、同じ金額でも「納得できる投資」になるケースがあります。

つまり重要なのは、
「蓄電池は高いか?」ではなく、
「自分の家にとって高いか?」

という視点です。

次の章では、
なぜ蓄電池はここまで高額になるのかを、
仕組みから分解して解説していきます。

蓄電池が高いと言われる5つの理由

蓄電池が高いと言われる5つの理由

蓄電池ってぼったくりでは?!

蓄電池が高いのは、「たまたま」でも「ぼったくり」でもありません。

理由は、構造的にコストがかかる設備だからです。

ここでは、価格が高くなる代表的な5つの理由を見ていきます。

本体価格が高い理由

それにしても高いですよね…

家庭用蓄電池は、
大容量の電池をそのまま家庭に置く設備です。

しかも、

  • 長期間使えること
  • 発火・爆発のリスクを抑えること
  • 停電時でも安定して使えること

こうした条件を満たすため、高性能・高安全設計が求められます。

その結果、スマホやEVとは違い、安価な電池を大量生産する仕組みがまだ整っていないのが現状です。

工事費・電気工事が高額になる理由

蓄電池は、
「置けば終わり」ではありません。

  • 分電盤まわりの工事
  • 太陽光・パワコンとの接続
  • 家全体の電気系統の調整

など、
専門性の高い電気工事が必要になります。

どんな時に高くなる?

特に、

  • 全負荷型(災害時に家全体で電気を使用できる機種)
  • 既存設備が古い家

では、
工事内容が増え、費用が上がりやすくなります。

保証・安全基準コスト

蓄電池は、万が一の事故が許されない設備です。

そのため、

  • 厳しい安全基準
  • 長期保証(10〜15年など)
  • メーカーの品質管理

これらのコストが、
あらかじめ価格に含まれています。

安全をお金で買っている」側面もあります

太陽光とのセットで高く見える理由

太陽光もセットで購入するとより高いですね。

ただし、
実際には

  • 太陽光設備
  • 蓄電池本体
  • 工事費

合算されているだけのケースも多く、蓄電池単体の価格が異常に高いとは限りません。

「セット=割高」とは限らない、ここは誤解されやすいポイントです。

「家庭用蓄電池」が特に高い理由

業務用や産業用と比べて、家庭用蓄電池は割高になりやすい傾向があります。

理由は、

  • 設置環境が家ごとに違う
  • カスタマイズ工事が多い
  • 1件あたりの施工コストが高い

からです。

大量設置できる設備と違い1軒1軒オーダーメイドに近い工事になるため、どうしてもコストが下がりにくくなります。

ここまで見ると分かるように、蓄電池が高いのは、単純な価格設定の問題ではありません。

次に気になるのが、安くなる可能性がある業者はどこかということですよね!

次の章でおすすめな業者を6つご紹介しているので、まだ見積もり依頼をしていない業者があれば依頼を検討してみてください。

安くなる可能性のあるおすすめ業者6選

安くなる可能性のあるおすすめ業者

ここでは、蓄電池の設置費用が安くなる可能性のあるおすすめ業者を紹介します。

気になる業者があれば、無料で見積もりを取ることをおすすめします。

ご紹介している業者の補足事項

ECODA【自社施工】

ECODAのおすすめポイント
  • 初期費用0円で設置可能!(※提携ローン使用の場合)
  • 補助金申請の申請成功実績は100%(※ECODAで審査を通した場合2024年1月~8月)
  • 最長25年の安心補償(※メーカーにより保証年数・補償内容は異なります。)
  • 最低価格保証あり

電気代が20年間実質無料!?

設置するのとし無いのとで電気代が大幅に変わりますね!

基本料金はかかります。天候や発電量によって個人差があります。

大手メーカー・ニチコンの導入事例

ESS-H2L1は12kwhのモデルですね。4人家族以上向けの大容量蓄電池のためかなりの節約になるようです。

ECODAの基本情報
社名株式会社ECODA
所在地東京本店:東京都渋谷区渋谷2-3-5 COERU渋谷二丁目4F
サービス蓄電池・太陽光発電・オール電化・V2H設置
相談
見積もり
相談・見積もり無料
電気代削減効果のシミュレーションや現地調査無料
支払現金一括
クレジットカード
ローン
許認可
免許
資格
2級建築施工管理技士
2級建築士
給水装置工事主任技術者
アフターサポート最長25年間の保証(※メーカーにより保証年数・補償内容は異なります。)
遠隔監視サービス(緊急・停電時自動対応)
保証期間内であれば故障時無料交換
5年ごとの定期メンテナンスあり(※メーカーにより保証年数・補償内容は異なります)
対応エリア関東
受付時間10:00~20:00 年末年始を除き365日対応
備考nichicon(ニチコン)、オムロン、ダイヤゼブラ電機、シャープ、京セラ他全メーカー対応

ECODAの施工例(蓄電池)

施工の様子3

施工の様子4

ECODAの施工例(パワコン)

施工の様子1

ECODAの施工例2

ECODAの口コミ

体験談1:他社で断られたものの、ECODAでは親身に対応してもらえました!

他社で断られたものの、ECODAでは親身に対応してもらえました!

google口コミ

体験談2:丁寧で分かりやすい説明だった。ECODAさんで本当に良かった!

丁寧で分かりやすい説明だった。ECODAさんで本当に良かった!

スタッフの方と職人さんの連絡もしっかりしており当日にご連絡がきたことに大変驚きました。

当日、9時少し過ぎから始まり職人さん4名で作業をしていただき、その間もしっかり職人さん同士で連携を取りながら14時前に無事工事が完了しました。本当に皆様よい方で丁寧で仕事も速くゴミも落ちてなく綺麗に掃除をしてくれて、ECODAさんにして本当に良かったと思いました。

google口コミ

省エネタイガー【自社施工】

省エネタイガー
※基本料金はかかります。
省エネタイガーのおすすめポイント
  • 業界初サービス「補助金額100%保証」(※1)
  • 累計導入数3000件以上
  • 専門チームによるバックアップあり
  • 5年ごとの定期メンテナンス
  • 太陽光+蓄電池セットで50万円以下で導入可能(※2)
省エネタイガーの基本情報
社名株式会社PFA
東京都西東京市住吉町5丁目11-23
受付時間9:00~18:00
サービス太陽光発電システムサービス
蓄電池システムサービス
エコキュートシステムサービスなど
補助金
サポート
実績あり
保証・アフターサポートアフターサポートあり
万一の対応や定期点検まで丁寧にサポート
対応
エリア
東京都全域
支払方法記載なし(提携ローン使用可能)
取扱
メーカー
シャープ、パナソニック、カナディアンソーラー、京セラ、長州産業等

省エネタイガーの施工例(蓄電池)

施工の様子

施工の様子2

省エネタイガーの口コミ

口コミ1

非常に迅速かつ丁寧!

「省エネタイガー」さんに家庭用蓄電池の設置をお願いしました。 契約から設置までのプロセスが非常に迅速かつ丁寧で、ストレスなく進めることができました。特に、担当してくださった営業マンの安田さんが本当に良かったです。

蓄電池のメリットだけでなく、我が家に最適なプランや補助金の活用方法についても、専門知識を活かして分かりやすく丁寧に説明してくれました。 工事を担当された方も、作業が迅速かつ丁寧で、周囲への配慮も行き届いており、安心して任せることができました。 これから、台風や災害時の停電の備えもできて、精神的な安心感も大きいです。

引用:googleマップ

口コミ2

金銭面の不安も解消してもらいました!

あったらいいんだろうなとは思っていましたが、初めは費用面と本当に得になるのか分からなかったが、安田さんに丁寧に説明いただいたのとメリットやデメリットどちらも丁寧に説明頂いたので安心しました。 何社か見積りを頂きましたが、安田さんの説明で金銭面の不安も解消していただき自宅の設備であれば蓄電池の効果が発揮されると納得できました!

引用:googleマップ

エコ発電本舗【自社施工】

エコ発電本舗のおすすめポイント
  • 業界最安水準の低価格
  • とにかく保証が手厚い!
  • 業界最長の15年間の工事保証

徹底したコスト減で低価格提供!

他店よりも見積もりが高い場合は価格調整もしてくれますよ!

豊富な工事実績

公式サイトには施工事例がずらり!気になるメーカーの施工事例を要チェック!

エコ発電本舗の基本情報
社名株式会社ゼロホーム
所在地〒171-0021東京都豊島区西池袋5丁目13-12 MKビル5F
サービス太陽光(産業用・住宅用)・蓄電池・オール電化・V2H
相談
見積もり
相談・見積もり無料
許認可
資格
太陽光発電アドバーザー
二級建築士
一級建築施工管理技士
一級土木施工管理技士
第一種電気工事士
第二種電気工事士
宅地建物取引主任者
外壁診断士
対応エリア全国(北海道を除く)
受付時間10:00~20:00

施工例(蓄電池)

施工の様子1

ECODAの施工例2

エコ発電本舗の口コミ

体験談1:駐車場が狭まくても問題ありませんでした。

駐車場が狭まくても問題ありませんでした。

google口コミ

体験談2:卒FITのタイミングで利用。電気を無駄なく利用できて助かった!

卒FITのタイミングで利用。電気を無駄なく利用できて助かった!

google口コミ

ソーラーパートナーズ【一括見積もり】

ソーラーパートナーズのおすすめポイント
  • 一括見積もりで最良の業者が見つかる
  • 取扱業者は全て自社施工業者のみ
  • 太陽光発電見積もり依頼件数4年連続No.1
  • 累計利用者3万人以上

無駄なコストがなく圧倒的安価!

自社施工会社のみを紹介するので安心

ソーラーパートナーズの基本情報
社名株式会社ソーラーパートナーズ
(Solar Partners Co., Ltd.)
所在地〒160-0022 東京都新宿区新宿5-18-20 新宿オミビル4F
サービス太陽光発電・蓄電池・外壁塗装・屋根工事・外構エクステリア工事・シロアリ対策
相談
見積もり
相談・見積もり無料
支払業者により異なる
許認可
免許
資格
建設業許可番号:東京都知事許可(般-4) 第138314号
電気工事業届出番号:東京都知事届出 第2910275号
アフターサポート施工後の定期メンテナンスなど
対応エリア全国
受付時間9:00〜19:00
備考600社以上の登録業者から優良業者を紹介
しつこい勧誘を禁止する登録事業者向けのイエローカード制度

ソーラーパートナーズの口コミ

体験談1:必要な情報を提供いただき大変助かりました!

必要な情報を提供いただき大変助かりました!

google口コミ

体験談2:電気代が格段に安くなった!

電気代が格段に安くなった!

google口コミ

タイナビ蓄電池【一括見積もり】

タイナビ蓄電池のおすすめポイント
  • 登録業者は210社以上
  • 優良企業から最大5社を一括見積もり
  • 初期費用0円で購入可能

成果報酬が不要!

見積もりすると違いがわかるというのは気になりますね!一度見積もりを取ってみる価値はあります。

タイナビ蓄電池の基本情報
社名株式会社グッドフェローズ
所在地〒141-0031 東京都品川区西五反田7-13-5 DK五反田ビル8階
サービスエネルギーメディア事業
物販事業
電源開発事業
発電事業
相談
見積もり
相談・見積もり無料
支払業者により異なる
対応エリア全国
受付時間お問い合わせフォームから24時間対応

タイナビ蓄電池の口コミ

体験談1:他の見積もり比較サイトよりも安かった!

他の見積もり比較サイトよりも安かった!

タイナビ蓄電池公式サイト

体験談2:価格が下がったからFIT終了後は完全自家消費で

価格が下がったからFIT終了後は完全自家消費で

タイナビ蓄電池公式サイト

エコ発蓄電池【一括見積もり】

エコ発蓄電池のおすすめポイント
  • 見積もり実績10,000件以上
  • 最大5社から60秒で一括見積もり
  • 比較して100万円安くなった実績あり
エコ発蓄電池の基本情報
社名株式会社グッドフェローズ
所在地〒141-0031 東京都品川区西五反田7-13-5 DK五反田ビル8階
サービスエネルギーメディア事業
物販事業
電源開発事業
発電事業
相談
見積もり
相談・見積もり無料
支払業者により異なる
対応エリア全国
受付時間お問い合わせフォームから24時間対応

エコ発蓄電池の口コミ

体験談1:地域・現場状況にあった優良業者さんを紹介してもらった!

地域・現場状況にあった優良業者さんを紹介してもらった!

google口コミ

体験談2:リーズナブルな金額で導入できました!

価格が下がったからFIT終了後は完全自家消費で

google口コミ

蓄電池300万円は高すぎる?相場と妥当ライン

見積もりを取ったら300万の見積もりが来ました。これって高い?

結論から言うと、蓄電池で「300万円=必ずしも高すぎる」わけではありません。

ただし、条件によっては“明らかに高い”ケースも存在します。

その境目を、ここで整理します。

300万円になる典型パターン

見積もりが300万になるのはどんな場合なんでしょうか?

300万円前後になるのは、次の条件が重なったときです。

  • 容量が大きい(10〜16kWh以上)
  • 全負荷型を選んでいる
  • 太陽光発電とセット導入
  • ハウスメーカー・訪問販売経由
  • 工事内容が多い(既存設備が古い等)

これらが組み合わさると、
300万円を超えるのは珍しくありません。

重要なのは、「なぜ300万円なのか」を説明できるかどうかです。

容量別の現実的な価格帯

そもそも蓄電池の価格相場は?

あくまで目安ですが、家庭用蓄電池の実勢価格は次のイメージです。

  • 5〜7kWh:150万〜220万円前後
  • 8〜10kWh:200万〜280万円前後
  • 12〜16kWh:260万〜350万円前後

※本体+工事費込みの目安

この範囲から大きく外れている場合は、
「高い理由」を必ず確認すべきです。

300万が「高い人」「高くない人」

300万の蓄電池を設置してもいい家庭は?

同じ300万円でも、感じ方は家ごとにまったく違いますよね。

300万円が「高い」と感じやすい人

  • 電気使用量が少ない
  • 電気代削減だけが目的
  • 容量を持て余す可能性が高い
  • 停電対策に価値を感じにくい

この場合、費用対効果が合わず、後悔しやすい傾向があります。

300万円でも「妥当」となりやすい人

  • 電気使用量が多い
  • 太陽光発電があり自家消費を増やしたい
  • 卒FIT後の売電単価低下をカバーしたい
  • 停電対策・安心感も重視したい

こうした条件がそろうと、300万円でも「目的に合った投資」になることがあります。

つまり、判断基準は

「金額」ではなく、
「その容量と機能を使い切れるか」

という点です。

次の章では、「蓄電池をつけたのに電気代が下がらない」という、もっとも多い後悔パターンについて解説します。

蓄電池をつけたのに電気代が高くて後悔する理由

蓄電池をつけたのに電気代が高い理由後悔

蓄電池を入れたのに、電気代が思ったほど下がらないという話も聞きます。

実はこれ、結構多い後悔パターンなんです。

ただし、原因ははっきりしています。

ほとんどの場合、設備そのものではなく「考え方と使い方」にあります。

電気代が下がらない3大原因

電気代が下がらないのはなぜ?

まず、電気代が下がらないケースには
共通する3つの原因があります。

原因① 電気を使う時間帯が合っていない

蓄電池の効果が出るのは、太陽光で発電した電気をためて、夜に使う場合です

しかし、

  • 昼間ほとんど在宅しない
  • 夜の電気使用量が少ない

このような家では、そもそも蓄電池を活かせません。

原因② 容量と使い方が合っていない

よくあるのが、

  • 容量が大きすぎて使い切れない
  • 小さすぎてすぐ空になる

というケースです。

蓄電池は、「入れれば勝手に節約できる設備」ではありません。

家の電気使用量に合っていないと、電気代削減効果はほとんど出ません。

原因③ 電気料金プランと合っていない

蓄電池は、電気料金プランとの相性が非常に重要です。

  • 夜間が安いプランのまま
  • ピークシフト設定がされていない

この状態では、蓄電池のメリットが消えてしまいますね。

蓄電池の使い方ミス

導入後に多いのが、
初期設定のまま放置しているケースです。

  • 充放電の優先順位
  • 放電タイミング
  • 停電対策モードの設定

これらが適切でないと、本来下げられた電気代を逃していることになります。

実際には
「設定を見直しただけで電気代が変わった」
という例も少なくありません

太陽光との相性問題

太陽光発電があっても、
すべての家で相性が良いわけではありません。

  • 発電量が少ない
  • 方角・屋根条件が悪い
  • すでに自家消費が少ない

この場合、蓄電池にためる電気自体が足りませんね。

結果として、
「思ったほど効果が出ない」
と感じやすくなります。

「電気代削減目的」が向いていない家

はっきり言うと、電気代を下げたいだけの目的で蓄電池を導入するのは、向いていない家もあります。

  • 使用量が少ない
  • 在宅時間が短い
  • 停電対策に価値を感じない

こうした場合、蓄電池は“高い設備”になりやすいのが現実です。

重要なのは、
「電気代が下がるか?」ではなく、
「自分の家の使い方に合っているか?」

という視点です。

次の章では、
太陽光+蓄電池は本当に高いのかを、
単体導入との違いから整理していきます。

ここを理解せずに契約すると、
「高いのに効果がない」と感じやすくなります。

太陽光+蓄電池は本当に高い?単体との違い

太陽光+蓄電池は本当に高い?単体との違い

太陽光と蓄電池をセットにすると高すぎるんですよね。

そう考える方も多いですよね。

ただし、ここも
“高く見えるだけ”のケース
“本当に割高”なケースに分かれます。

太陽光とセットで高く見える理由

太陽光+蓄電池は、
合計金額が一気に大きくなるため、
実際以上に高く感じやすくなります。

例えば、

  • 太陽光:150万〜250万円
  • 蓄電池:150万〜300万円

これを同時に導入すると、総額300万〜500万円になることもあります。

ただしこれは、

  • 蓄電池が急に高くなった
  • セットだから割増された

というより、
2つの設備の金額が合算されているだけ
というケースも多いのが実情です。

まずは「蓄電池単体はいくらなのか」を切り分けて見ることが重要です。

卒FIT前後で判断が変わる

太陽光+蓄電池の評価は、
卒FIT(売電期間終了)前後で大きく変わります。

卒FIT前の場合

  • 売電単価がまだ高い
  • 電気を売った方が得

この段階では、
無理に蓄電池を足す必要がない
ケースも多くなります。

卒FIT後の場合

  • 売電単価が大きく下がる
  • 余った電気を売っても利益が少ない

このタイミングから、
「売る」より「使う」方が有利になり、
蓄電池の価値が高まりやすくなります。

つまり、卒FIT前は高く感じやすく卒FIT後は妥当になりやすいという傾向があります。

太陽光なし世帯との比較

太陽光がなければ蓄電池は役に立たないんでしょうか?

太陽光がない世帯の場合、
蓄電池の評価はさらに分かれます。

  • 電気代削減だけが目的
  • 使用量が少ない

この場合、蓄電池は割高になりやすいのが正直なところです。

一方で、

  • 停電対策を重視したい
  • 災害時の安心を最優先したい
  • オール電化で電気依存度が高い

こうした家では、太陽光がなくても「価値重視」で選ばれるケースもあります。

まとめると、

  • 太陽光+蓄電池は条件次第で「高くも、妥当にもなる」
  • 卒FITのタイミングは判断の分かれ目
  • 太陽光なし世帯は電気代削減だけで判断しない

ここを整理しないまま導入すると、
「高い買い物だった」と感じやすくなります。

次の章では、メーカーや販売方法によって、なぜ価格差が出るのかを解説していきます。

同じ性能でも、買い方次第で数十万円以上変わることもあります。

メーカー・販売方法で蓄電池が高くなるケース

メーカー・販売方法で蓄電池が高くなるケース

蓄電池は、同じような性能でも「どこから・どう買うか」で価格が大きく変わる設備です。

ここでは、高くなりやすい代表的なケースを整理します。

ハウスメーカー(例:セキスイハイム)が高くなりやすい理由

ハウスメーカー(例:セキスイハイム)が高くなりやすい理由

ハウスメーカー経由の蓄電池は、
価格が高くなりやすい傾向があります。

理由はシンプルで、

  • 設備専門ではない
  • 複数の中間コストが乗る
  • 値引き前提の価格設定になりにくい

といった構造があるからです。

例えば、
住宅本体と一緒に提案されると、

  • 比較しづらい
  • 「家とセットだから仕方ない」と感じやすい

結果として、相場より高くても気づきにくいことがあります。

性能が悪いわけではありませんが、
価格の妥当性は必ず別で確認すべきです。

訪問販売が高額になりやすい構造

「今だけ」「補助金が終わる」
こうした言葉で契約を急がせるのが、
訪問販売に多いパターンです。

訪問販売が高くなりやすい理由は、

  • 広告・人件費が価格に上乗せされる
  • その場契約を前提にしている
  • 比較されにくい

という構造にあります。

もちろん、すべての訪問販売が悪いわけではありません。

ただし、

  • 即決を迫られる
  • 他社比較を嫌がる

この場合は、価格が割高になっている可能性を疑った方が安全です。

メーカー名で価格差が出る理由

蓄電池は、メーカーによって価格帯・思想が大きく異なります。

「有名だから高い」「海外製だから安い」
という単純な話ではありません。

パナソニック

パナソニック
  • 国内大手で安心感が高い
  • 保証・サポートが手厚い
  • その分、価格はやや高めになりやすい

ニチコン

ニチコン
  • 蓄電池専業に近い立ち位置
  • ラインナップが豊富
  • 容量次第で価格差が大きい

シャープ

シャープ蓄電池
  • 太陽光との連携実績が多い
  • セット提案が中心
  • 単体価格が見えにくいことがある

長州産業

徴収産業蓄電池
  • 太陽光+蓄電池の実績が多い
  • コスパ重視の構成が多い
  • 販売店による価格差が出やすい

テスラ

テスラ蓄電池
  • 大容量・デザイン性が特徴
  • 本体価格は分かりやすい
  • 工事費込みだと割高に感じるケースも

重要なのは、「どのメーカーが正解か」ではありません。

あなたの家・使い方に対して、
そのメーカー・販売方法が合っているか

ここが判断軸です。

次の章では、
「結局、蓄電池は元が取れるのか?」
という疑問に、はっきり答えていきます。

ここを整理せずに決めると、
「高い買い物だった」と感じやすくなります。

蓄電池は「元が取れない」と言われる理由

蓄電池は「元が取れない」と言われる理由

蓄電池は元が取れないという声をよく聞きますね。

結論から言うと、
電気代削減“だけ”で考えると、失敗しやすい
というのが現実です。

電気代削減だけで考えると失敗しやすい

蓄電池は、電気代を劇的に下げる設備ではありません。

多くの場合、年間で数万円〜十数万円程度の削減にとどまります。

そのため、

  • 「数年で元が取れる」
  • 「必ず得をする」

こうした期待で導入すると、ほぼ確実にギャップが生まれます。

ここが「元が取れない」と言われる最大の理由です。

元が取れる家・取れない家の決定的差

蓄電池で差が出るのは、
電気の使い方と目的です。

元が取れにくい家

  • 電気使用量が少ない
  • 在宅時間が短い
  • 太陽光がなく自家消費が少ない
  • 削減効果だけを期待している

この場合、
費用対効果が合いにくくなります。

元が取れやすい家

  • 電気使用量が多い
  • 太陽光発電がある
  • 卒FIT後で売電単価が低い
  • ピークシフトを活用できる

こうした家では、
削減効果が積み重なりやすいのが特徴です。

停電対策・安心価値をどう考えるか

もう一つ重要なのが、
「安心」という価値をどう捉えるかです。

蓄電池があれば、

  • 停電時も冷蔵庫や照明が使える
  • 真夏・真冬でも最低限の生活ができる
  • 災害時の不安が減る

これは、
電気代では換算できない価値です。

そのため、

電気代削減+安心の価値
この2つを合わせて考えたときに、
「納得できるかどうか」
が判断の分かれ目になります。

まとめると、

  • 電気代削減だけだと
    元が取れないと感じやすい
  • 家の条件によって
    評価は大きく変わる
  • 安心・停電対策も
    判断材料に含めるべき

次はいよいよ最後です。

じゃあ、自分の家はどう判断すればいいのか?

そのための後悔しない判断基準をまとめます。

よくある質問

よくある質問
Q. 蓄電池の内部抵抗が高いとどうなる?

内部抵抗が高い蓄電池では、
充電・放電の効率が下がりやすくなります。

具体的には、

  • 電気を出し入れする際にロスが増える
  • 発熱しやすくなる
  • 大きな電力を一気に使いにくい

といった影響が出ることがあります。

ただし、家庭用蓄電池では内部抵抗をユーザーが直接気にする必要はほとんどありません。

通常は、メーカーが安全基準内で設計・管理しています。

Q. 蓄電池の比重が高い原因は?

「比重」は、主に鉛蓄電池で使われる指標です。

比重が高くなる主な原因は、

  • 充電状態が高い
  • 電解液の濃度が高い
  • 長期間の使い方による変化

などが考えられます。

ただし現在、家庭用蓄電池の主流はリチウムイオン電池のため、一般家庭では比重を測定・管理する場面はほぼありません。

比重に関する情報は、業務用・メンテナンス視点の話と考えて問題ありません。

Q. 蓄電池の電圧が高いと問題ある?

電圧が高い=危険、
というわけではありません。

蓄電池は、

  • 機器ごとに
  • 安全に使える電圧範囲

があらかじめ設計されています。

通常使用であれば、

  • 電圧が高すぎて危険
  • 家庭に悪影響が出る

といった心配は不要です。

電圧に関する管理も、ユーザーが日常的に意識する必要はありません。

Q. 蓄電池は劣化すると何が起きる?

劣化が進むと、

  • ためられる電気の量が減る
  • 使用できる時間が短くなる

といった変化が出ます。

これは自然な経年劣化で、
急に使えなくなるケースはまれです。

Q. 蓄電池の寿命は何年くらい?

多くの家庭用蓄電池は、10〜15年程度を想定して設計されています。

実際の寿命は、

  • 使用頻度
  • 充放電の仕方
  • 設置環境

によって前後します。

Q. 蓄電池はメンテナンスが必要?

家庭用蓄電池は、
基本的に定期的なメンテナンスは不要です。

ただし、

  • エラー表示が出た
  • 動作がおかしい

といった場合は、
販売店やメーカーに相談するのが安心です。

まとめ|蓄電池が高いかどうかは「目的」で決まる

蓄電池は、
高い=悪い設備ではありません。

ただし、
目的を決めずに導入すると、
一気に「高い買い物」になります。

電気代削減なのか、
停電対策なのか、
太陽光を活かすためなのか。

目的によって、
300万円が妥当にも、高すぎにもなります。

だからこそ大切なのは、
「いくらか」ではなく「合っているか」。

この視点で判断できれば、
後悔する可能性は大きく下げられます。

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快適で安心できる毎日をサポートする、くらしのトータルアドバイザーです。

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